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第8章 嘘・・・ Vol.25

2007.11.17 00:43|いつか見た あの場所で
烈達は、西を目指し馬を駆った。
その姿をコウは、目を細め、見送った。

烈のあんな表情、久しぶりに見た。
それは、内乱が起こる前、碧様を宮に送りに来ていた時以来かもしれない。
確固たる信念を貫く、眩しいほどに強い、大人の男。
私の持つ、烈のイメージが戻ってきた。

「あとは貴方の本名を明かす日が、貴方にとって途絶えていた人生の始まりなのかもしれませんね。烈。」

ふ・・と目をつぶると、今まで来た道を斜めに戻り始める。
真っ直ぐ行くと、朔たちの住んでいた山がある。
その道を右に見て、左の方へ斜めに進むと・・・・

「沢村殿・・・。」

沢村の姿を、コウはついぞ発見することはできなかった。
少し時間はかかるが、南の封印宮まで戻ってみよう。
すでに封印宮を出てしまっているかもしれないけれど、それならそれで出発したとはっきりしていい。
気遣いのかたまりのようだった、沢村殿。
実際お客人の中で、一番気にかかっている存在。

弟のような、自らの子のような。封印宮で沢村と話したあの時間が、コウをそんな気持ちにさせていた。

「さて。」

コウはふわっ・・と浮き上がると、封印宮を目指して先を急いだ。

テーマ:自作小説
ジャンル:小説・文学

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kazu osino

Author:kazu osino
名前  kazu osino
生息地 関東のとある家。
英語の苦手な、ちゃっかり主婦。
ブログ内記事、文章は無断転載
転用禁止にさせていただきます。
する方、いないと思いますが。
よろしくお願いいたします。

…プロフの画像を載せる事によって、
お金が入ってきたらいいなとか
お、思ってないんだからっ(笑

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