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第8章 嘘・・・ Vol.24

2007.11.13 19:26|いつか見た あの場所で
碧にとって、烈の言葉は一瞬、頭から血の気を引かせた。
頭の片隅に、生まれていた・・・もしかして・・・という思い。

神離を・・・、父を改心させるのは難しい。
それは、幼い頃から父親を見てきた自分が一番分かっていた。

だからこそ、西の国を蜂起させるなら私の存在が一番使いやすいのではないかと、思っていたことは事実。

迷い、そして地位という甘い誘惑が混在する頭の中。
こんな自分がいることは、王という名に揺れる自分がいるとは今まで気がつかなかった。

それは。

男御子を望まれて輿入れした第二夫人の、周囲の望みを叶えられず生まれた女御子の自分という存在。
口に出さずとも周囲の雰囲気で、疎まれていることだけは気づいていた。

その自分が。
自らを疎んできた者達の上に、立つ。

烈。
父君の、元軍司令官。
直轄の近衛隊を抜けば、軍トップの者が、私を王へと・・・

ふと、視線を感じ、思考を閉じる。

烈を見下ろす自分の姿を、朔が見上げていることに気づいた。

「・・・朔?」
朔は、静かに碧を見つめている。

目をつぶる。

そうね。
今考えたこと。それは、今まで私を疎んできた者たちと同じ思考。

「烈。私は、民を救いたい。救世主様を・・・呉羽様を救いたい。それだけで良いのです。蜂起が成功したら、平穏を取り戻したら・・・私は桜花様に位を譲ります。そして・・・。」

朔を見る。

「朔と、政務とは離れた場所で余生を暮します。それでも良いですか?」

烈は一瞬、朔を見つめ碧を見上げた。

「・・・・いい、姫君に・・・なられましたね。・・・御心のままに。」

にっこりと笑う碧のその笑顔を、烈は眩しそうに目を細めた。

テーマ:自作小説
ジャンル:小説・文学

コメント

女帝誕生

その瞬間の足がかりとなる名シーンですね。

自分に向けられていた冷ややかな目も、絶対的な存在である父の影も、すべてをかなぐり捨てて、大局を掴む。

英断でしょう。

さぁさ、続きが気になりますが、もしや一旦遠野、あるいは相馬サイドに視点が切り替わるのでしょうか?

ばれたっpart2(笑

碧、変な方向に進まずにすみました^^
烈の策略の上で、真っ直ぐ進んでいって欲しいもんです←人事

そういっていただけて、とても嬉しいです^^

で。

ばれたっ(笑
このあと違う人の視点に切り替わりますv-356
今、近くにいるのに忘れ去られている人(笑

視点かえるの、私、癖ですね。
時々、いったい主人公誰なんじゃと突っ込んでます。

沢山のコメント、ありがとうございました♪

うふふ^^

kazuさん復活おめでとうございます~~~><
あいたた・・・一人出遅れでした@@;(汗

いや~一気に読みましたが!^^
やっぱり文体ってその人の個性が出ますよね☆読んでて「kazuさんの物語だぁ~♪」って感動しちゃいました(笑)

今はどうなっているのか気になる相馬と沢村くんはひとまず置いといて・・・(笑)

遠野さんと凪の、意識の中での会話って不思議な感覚なんだろうなぁなんて思いながらも、庚がこわもてになったことに対して「やだー」って!><(笑)凪可愛いっ!!好きだー!(←

烈の強い想い。
朔の深い愛。
碧はその両方を受け止めて、自分のとるべき道を見出したんですね。
本当、かっこいい決断だったよ、碧^^

でも、その影では朔の揺るがない支えがあったからこそ、なんだろうなぁ☆
こんなカップル憧れますね^^うんうん♪

続きも楽しみにしていますね~☆><

chachaさん!!

コメントを頂いたのをメールで見て、ついchachaさんの所に行ってしまい、コメントのお返事が前後してしまいました^^;すみません。つい、喜びいさんで☆

ありがとうございます!
やっと復活しました^^そして、一気読み!!
ホントありがとうございます。
しかも、そのコメがめちゃ嬉しい!
自分の個性ってでているのか分からなくて、物真似になっちゃってないかなと時々心配になったりしているので、ホント嬉しいです。
突き進むぜ、おいらの道を!!

相馬と沢村・・・、この章の最後まで出てこなかったり←あ

凪は、もうこのままの性格で突っ走らせます。
大人なのか子供なのか、遠野とあいあまってよくわからないコンビです(笑
凪~、すきって!いいなぁ羨ましいなぁ

凪>私も~、chachaさんすき~
kazu>なにっ、私のほうが好きだ!
凪>私のほうがもっとすき~
kazu>私のほうがもっともっ・・・・ぐはっ
遠野>子供か!!

碧の決断、かっこよかったですか♪
よかったです~^^
朔が守っていたその生活は、無駄じゃなかったと烈は心の中で思ったと思うのです。

続き、頑張ります♪
もうすぐ、書きだめが終わるので、やばいです!書かなきゃ!
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kazu osino

Author:kazu osino
名前  kazu osino
生息地 関東のとある家。
英語の苦手な、ちゃっかり主婦。
ブログ内記事、文章は無断転載
転用禁止にさせていただきます。
する方、いないと思いますが。
よろしくお願いいたします。

…プロフの画像を載せる事によって、
お金が入ってきたらいいなとか
お、思ってないんだからっ(笑

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