第3章 蒼の世界 Vol.1 

             <<蒼の世界>>Vol.1



「そーちゃん、おいっ。おいってっ。」
遠野の声が、聞こえる。
耳が、おかしい。何か中に入ってるみたいで、声が遠くに聞こえる。
ゆっくりと目を開け、辺りを見回す。
・・・・・
もう一度閉じてみる。
え・・・、と?
再びあける。
俺の目の前には、遠野と沢村の姿。転がってる俺を覗き込んでいる。
「そーちゃん、大丈夫か?」
遠野の声は、聞こえるが返事できない。
何って・・・、なんでって・・・・。
「何ここ?」
開口一番でたのは、この言葉だった。
薄暗い部屋。ろうそくの明かりが、微かに俺たちの姿を映し出している。
壁や床は石造りで、部屋の真ん中に大きなテーブルが置いてあった。
「心配してる俺たちの言葉無視して、そこかよ。」
遠野は笑ったようなほっとしたような、複雑な顔だった。
「相馬さん!怪我は?どこも痛くないですか?」
沢村が、泣き出さんばかりの声で俺を見ていた。
「う・・うん、大丈夫。」
沢村の頭を数回軽くたたいて、立ち上がった。
「そーちゃんすまんねぇ。沢村守るのに精一杯で、そーちゃんまで手がまわらなかったよ。」
まったく・・・、と言いながら遠野の隣にたって、改めて辺りを見渡す。
2・30畳くらいかなこの広さ。よくわからないけど、広い部屋。
中央においてあったテーブルの上には、おっきいお盆の中に水が入ってる。
「遠野、いったいここどこ?」
「おれが、知るわけないだろう。」
そりゃそうだ。
「おっかしいなぁ。確か、俺たちバイク乗ってたよな。」
「そうだねぇ。」
いつの間にか、沢村が隣にいた。
「すみません、巻き込んじゃって。」
あぁ、それはいい。と、こたえる。
その時、後ろにある扉がゆっくりと開いた。
「皆様、ようこそお越しくださいました。」
突然の声と、扉から入ってくる日の光のまぶしさに、目を細める。
「だ・・・れ?」
杖を持った、女性・・・?
その女性は、杖を軽く床に打ちつけた。
カッ
その音と主に、ろうそくの光が輝きを増す。
扉の前には、白いドレスをゆったりと着た、小柄な女性が立っていた。
その後ろには、遠野と同じくらいの身長の、男・・・。
「私は、呉羽。こちらはコウ。」
名前を名乗ると、にっこりと微笑んだ。
「ようこそ、蒼空界へ。」

Comments

遂に本編ですかぁ〜
また読みがいがでるってもんですねw

やっと入りましたよ〜。
クライマックスまでかなり長くなるので、読みがいありすぎかもしれません(^^;)

蒼世界へこんにちは♪

本編=異世界とつながりましたね。
呉羽様と3人の出逢い・・・続きが気になります。

呉羽ってとても素敵な名前ですね。
ロマンスもありですか?(まだ秘密?)楽しみにしてます♪

いらっしゃいませ♪

やっと「異世界に飛んじゃって・・・」が、かけました。
これからが、まぁた長いです。
この小説のプロットを書いていたのが、学生のときなので、かなりファンタジー色が濃いです。
あきららさんのクローバー畑の隅っこにこっそりいつく、妄想クローバーです。やばいです。
へんてこりんな方向に走らないよう気をつけます。

呉羽、昔から気に入っている名前なんです。
素敵といっていただいて、とても嬉しいです。
ロマンス・・・、つたないですが書く予定!です。
更新頑張ります!

こんばんはです(^▽^)つ

やっと、本編に入った所まで、拝見させて頂く事が出来ました。
自分の遅読に情けなく思う今日この頃です。

本編に突入して、更に面白くなってきました。
今後の展開にワクワクしながら、拝見させて頂きたいと思います〜★

私のリンクまで貼って頂きまして、有難う御座います。m(_ _)mぺこり!
紹介文まで、表示して頂いて、
ただ、ただ、kazu osinoさんには、
頭が下がるばかりで御座います。
セグナも、喜んでおります〜♪
これからも、よろしくお願い致します!

こっこんなに遅くに・・・

こんな遅くに、ありがとうございます!!
お仕事されてるんですよね?
月曜日前の貴重な睡眠時間を割いてくださって、ありがとうございます。
そんな中で読んでいただけるんですから、それだけで嬉しいです。お体に気をつけて、お仕事頑張ってくださいね。
面白くなって・・・、とても嬉しい言葉です。その言葉に報いれるよう、読めない展開目指して頑張ります!
リンク、こちらこそありがとうございます!
自分からお願いにいけない小心者です。
紹介文、いかがでしょうか。Kikurageさんの冒頭の分を使わせていただき、セグナをついつい紹介・・・。愛の力ということで、お許しください(^。^)p
Kikurageさん、こちらこそ今後ともよろしくお願いいたします!!

ほううぅ(^^)

ここまで一気に読んじゃいました!もったいなくて、少しずつ読もうと思っていたのに!!
現実世界だけでも十分面白くって、ここに来て、あ、そうか、異世界ものだったと思い出したくらい!
ああ、これからが楽しみです!
また来ます!
で、その。
リンクいただいていいでしょうか!
らんらら、忘れっぽいおばかなので…リンクにいて欲しいのです。

>らんららさん、ありがとうございます!
一気に読んじゃいました・・・、その言葉以上のほめ言葉がありましょうや!すんごい、嬉しいです!
そうなんですよ。本章の異世界に入るまでが、もう、長すぎて。
どうしようかと思いました。
面白いといっていただけて嬉しいです。

リンク、貼っていただけるんですか?
とても嬉しいです!
私も頂いてよろしいですか?
今かららんららさんのところに、お伺いに参ります〜。

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