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2012.02.12 18:13|雑記
kazuです、どもですー

いや、さくら、前回の更新からこんなにたっていたとは……
びっくり@@;

自分事でびっくりしている私って……と思いつつ、本気で雑記の多い状況ですね。
もう少し更新速度を上げたいところなのですが---

再び、納品ラッシュでして@@;

……てへ←

新規の委託先も決まりそうなので、再びどろんOR雑記なブログになっていく感じ……(殴


ビーズのブログの方、すみません、一度消して作り直しています。
なんだか、PCで表示されなくなってしまって;;
仕方がないので新たに作り直しました><
コメント頂いた方々に、大変申し訳なく。
控えて宝物にしてます^^


さて。
ではでは、納品準備の旅に出ます~
ありがとうございました
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テーマ:日記
ジャンル:小説・文学

2012.02.12 18:06|さくら、きみに、さく
その間、美弥の後から石碑へと歩いてきた佐久間が何をしていたかというと。

「美弥!」

美弥を探していた。
石碑の前に辿り着いた時、美弥の姿はそこになかった。
一本道だし迷う事はないと思っていた佐久間は、しばらくその場で美弥がやってくるのを待っていた。
さすがにこんな短時間で、美弥に何かが起こるわけがないと高を括っていた。
少なくとも、十七歳。
何が危ないか、安全か位の判断はできるだろう。
……、と思っていたのだけれど。

流石にその時間が十分を越した時点で、何かあったと判断した。
自分よりも先に、しかも走って行った美弥が、十分以上遅れてここに辿り着くわけがない。

慌てて、その先へと続く道を辿って走った。
もしかしたら、石碑を見落としているのかもしれない。
そう思ったのだけれど。
十五分以上道を行きすぎても美弥の姿は見つからず、往復三十分。佐久間が美弥と別れてから考えれば、すでに一時間近くになっていた。

「美弥! どこにいる?!」

傍に崖があるわけじゃない。
穴が開いているわけじゃない。
いなくなる要素が、まったくないのに。

元の石碑の場所まで戻ってきた佐久間は、その石に手をついて荒い息を繰り返した。





「桜の精、ですか」
大木の根元に腰を下ろして、青年の言葉に相槌を打った。


とりあえず外に出られないことは分かったし、しかもどうにもならないことも理解OK。
佐久間が気になるけど、まぁ仕方ない。
そう言ったら、青年だけじゃなくしばにももにも呆れられたけど。
ていうか、二人の所為なんじゃなかったっけ? と凄んだら、くるりと体を丸めて青年の足元に横になった。
……逃げたな


今は、青年の話を聞いていた。


「そう。私はこの木なんだ」
ざらりとした音を立てて、青年の掌が幹を撫でる。
ぱらぱらと、細かい木屑が地に落ちて行った。
それを視線だけで追うと、くすりと青年が笑う。
「驚かないのか? 随分、冷静に聞いてるな」
顔を上げて青年を見れば、美弥は微かに目を細めた。
「う~ん、まぁ不思議な話ではあるんだけど。でもこの子達がこれだけ慕う人の言葉だから、信じたいなっていうのが本音かなぁ」
「しばとももの事、本当に気に入ってるのだな。先ほど、二人を庇いながら私を叱っている姿は、とても真剣な表情だった」
「あ~、もう忘れてクダサイ」
頬を指先で掻きながら、少し前の自分の行動を思い返す。

事情も知らずに、よくあそこまでこの人を非難できたものだわ。
思い返しても恥ずかしい。

俯けた頭を、青年がゆるゆると撫でる。
「それだけ二人を大切に思ってくれたという事だろう。それなのに、申し訳ないな。こんなことに巻き込んで」
私が帰してやれればよいのだけれど、と青年はため息をついた。


「あなたも外に出られないの?」
主とか呼ばれている人なのに?
素朴な疑問を口にしてみれば、まぁ……と呟く。

「出られないのではなく、この結界を維持するために出ない、という方が正しい」
「維持?」
「そう」
それだけ言うと、この話はもうお終いとばかりに足元で丸くなるしばとももの頭を撫でた。
美弥は嬉しそうに目を細める二人を見ながら、そういえばと口を開く。

「二人も、桜の精なんですか?」

あなたを主と呼ぶならばと続けると、青年は頭を振った。

「この二人は、迷い込んできた柴犬。命が尽きる際、私の庇護下に置いた……言うなれば狛犬、かな?」
「あぁ、それで“しば!”」
柴犬の、しばから名前をとったんだと思いついて、ももに視線を向ける。
ももは丸くなっていた体を起こして、私の膝に両手を置いた。

「そうなんです、主ってば名づけの才能はひとっかけらもないんです! 私、もう少しで“いぬ”って名前にされそうになったんですわ!」
「い、いぬ?」
「柴犬だから、お前は“しば”。そしてお前は……って言われて、これはもう絶対“いぬ”にされてしまうって思って!」
ふんっ、と鼻息荒くももは話を続ける。
「主が名をつけ終えてしまえば私は“いぬ”と名乗るしかなかったので、お供えされていた桃を見て慌てて叫んで止めたんです! 私は“もも”がいいって!」


「そ、そうなんだ……」


主、意外性の男……。



テーマ:自作小説
ジャンル:小説・文学

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kazu osino

Author:kazu osino
名前  kazu osino
生息地 関東のとある家。
英語の苦手な、ちゃっかり主婦。
ブログ内記事、文章は無断転載
転用禁止にさせていただきます。
する方、いないと思いますが。
よろしくお願いいたします。

…プロフの画像を載せる事によって、
お金が入ってきたらいいなとか
お、思ってないんだからっ(笑

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