第6章 石の夢 Vol.32 

終始無言。


家を出てゆっくりと、崖の方に歩いていく。
速度は俺に合わせてくれているみたいでゆっくりだけど、何もしゃべらない朔は俺の前を歩いていく。


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第6章 石の夢 Vol.31 

「・・・わかった?」
話し始めてどのくらい経っただろう。
俺と凪は胡坐をかいてすわり、大体の事を話し終えた。


呉羽によってこちらにつれてこられたこと。
俺達が葉影の子孫で、救世主と呼ばれたこと。
呉羽が連れ去られ、現状王都にいること。


長い話にもかかわらず、凪は真剣に聞いていた。



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第6章 石の夢 Vol.30 

「やぁ、一日ぶりだね。」
「んあ?」


声をかけられて、振り向く。
そこにはいつもの双子が立っていた。


「あれ・・・?俺、・・あぁそっか、ねたな。」



 

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第6章 石の夢 Vol.29 

「わっ・・悪かった悪かった。お前しゃべれねぇもんな!しっかし、面白すぎるよ。」
朔は大笑いの端々に、悪い悪いといっていたが、思ってねーだろーっ!


俺は、懸命の俺のボデーランゲージを笑う朔を、最初は睨みつけていたが最後は二人して大笑いしていた。

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第6章 石の夢 Vol.28 

「おう、クロさんや。ちょっとつきあえや。」
ご飯を食べ終わった頃、朔が食器を片付けてる俺を呼んだ。
すでにとびらの前に立っていて、俺に向かって手招きをしている。
手には、ろうそくの乗った小さな蜀台。


てことは外に行くのか?
なんだろう・・・。

みどりは俺の手から食器を受け取ると、いってらっしゃいと笑った。



 

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第6章 石の夢 Vol.27 

「おぉ、ただいま・・・・。あれ、クロさんや・・・。」
朔はその日、遅くに帰ってきた。
手には、果物や野草の入った大きな袋と、もう一つ、小さな袋を持って。
朔は、みどりと並んでご飯作りの手伝いをしている俺を見て、珍しそうに口をあけた。



 

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第6章 石の夢 Vol.26 

そこまで話し終えて。みどりは、ふぅ・・・と息を吐いた。



「そこまでしかね、記憶ないの。気づいたら、ここでこうして朔と暮らしてた。お前は瞳が綺麗な緑だから、みどりだっていわれてね。」


 


 


 

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第6章 石の夢 Vol.25 

見た目からいったら、年下のようなみどり。
なんだか近所のお姉さんに、頭なでられてる気分だ。


 

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第6章 石の夢 Vol.24 

・・・・呉羽さん・・・・。


みどりさんの言葉は、とても真剣で。
きっと話している内容も、本当のことなんだろうなって・・・思った。

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キャラ投票結果! 

紅茶でおなかがブクブクの、kazu osinoです。皆様、こんにちは。

今日は週末にある友達の結婚式の為に、美容院に行こうとして、予約が取れず、出鼻をくじかれた月曜日になりました。
いかがお過ごしでしょうか(笑


キャラ投票、皆様の貴重な一票を投じて・・・いやいや、何票も投じていただき、ありがとうございました。


昨日締め切らせていただきました!
結果なのですが・・・・



 

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第6章 石の夢 Vol.23 

「私、朔にも話してないの。というか・・・、言いたくないの・・・。」


そう切り出すみどりの瞳は、じっと膝においてある手を見つめている。



 

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第6章 石の夢 Vol.22 

「クロちゃん、そろそろお昼ご飯つくろっか。クロちゃんもちゃんと食べるようになってきたし、おなかたまるのをね。」


少しして、みどりが家の中に入ってきた。
俺はまだ、突っ立ったままでみどりを見返す。


みどりは、少し驚いたように、俺の側に近寄った。



 

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第6章 石の夢 Vol.21 

涙が止まるまで、俺はそのまま突っ立っていた。


伽耶への、思いを、心の中で、ずっと・・・・ずっと・・・、失くさないように。


大切に思い始めた、君に思いを伝えられなかったけれど。
でも、君には伝わってるよね。

君の託してくれた石。
君の、ぬくもりを知っている、石。


・・・・、俺。本当に、皆に守られてきたんだな・・・。


 



 

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終盤報告(笑 

自転車で買い物に出て、咳が止まらなくなり、スーパーの人にお水を分けていただいた、kazu osinoです。
みなさまこんにちは(笑


・・・しばらくあのスーパーに行けねぇな・・・。
コップで水をくんできてくれた、誰だか知らないパートさん、ありがとうございます!!
しばらく行きませんが、ここから感謝しつつ・・・、早く貴方が忘れてくれることを望みます(笑


2.3にんのおばちゃんsに囲まれてお水をもらう私は、さながら動物園でえずけされているさるのよう・・・・;



まっ、いいや。

中間報告をすっかり忘れ、終盤報告になってしまいましたが。
キャラ投票、ありがとうございます。
おかげさまで、22人の方が投票してくださいました。(延べ人数ね)

今のところ


1位 相馬  2位 遠野

そして、3位が一太となっております!!
一太強し・・・(笑


呉羽は0票なのに、伽耶に1票入っております(笑
コウが1票、烈2票。


遠野が一位かなぁと思っていたので、相馬一位でよかったです。
主人公の意味なしになってしまいますもんね。

この投票、21日締め切りとしまして、一位に輝いたキャラで何かしようかと思ってます。
・・・・、計画倒れしたらごめんね392


皆様、愛してくださるキャラに力をください!!(笑
残り、3日でございやす♪

第6章 石の夢 Vol.20 

窓から外を見る。
みどりは外にある木の切り株を並べただけの椅子に座り、空を見上げていた。
緑色の瞳が陽に映えて、とても綺麗だった。
死んじゃう病気、そんな物とは無関係のような。


 

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第6章 石の夢 Vol.19 

「たくさん話したいことあるんだけれど、君が寝ている間しか話せないから、今日はここでやめておくね。」
「えっ、凪・・・!」


凪はそう言うか早いか、伊織のようにかききえた。


 



 



 

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第6章 石の夢 Vol.18 

凪は、ふふ・・・と笑うと、伊織の背中をぽんぽん・・と叩いた。


「伊織もね、分かってるんだよ。君が、とても辛いなんて事は。それでもね、私達は君を前に進めなければいけないんだ。君の意思も、大切だけど。」


・・・・



 


 


 

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第6章 石の夢 Vol.17 

そのまま俺は動かなかった。
夕方近くなって朔が戻ってきたが、それでも。


朔はなんだかいろいろといっていたが、何の反応もしない俺に諦めてみどりとご飯を食べていた。


俺は最初こそ起きていたが、そのうち暖炉の暖かさと布団の柔らかさに、眠りに落ちていった。



 

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第6章 石の夢 Vol.16 

みどりは、やっとらくに息が吸えるようになったのか、口に当てていた布を下ろし、俺に向かって微笑んだ。


「ね、・・・・・おさまったわ。さぁ、戻ってきて。」



 

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第6章 石の夢 Vol.15 

どのくらい眠ってしまったのか、咳の声を聞いて目が覚めた。
ぼやぁっとしていた頭が、だんだん冴えてくる。


咳は止まっていない。

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らんららさん!!ありがとうです!!! 

らんららさん!!ありがとうございます!!!


「聞いて聞いて、聞いて。」の管理者様、らんららさんが、いつか見た・・以下略のイラストを描いてくださいました!!

私がおこがましくも、リクエストさせていただいて・・・・。
もう!!かっこいい♪かわいい♪を、なんどPCの前で連呼したか!!


左から、相馬・沢村・遠野です。
でもでも、説明なくても、全然分かりますよね♪
拙い私の特徴描写で、かいていただいて・・・・。
なんと大変なことを・・・。今になってドキドキしてしまいました(笑


いや、もう、遠野にめろめろ~
自分のキャラだというのに(笑
かっこいい!!大人!!
相馬の尖った性格←古いねこの表現(笑  を凄く表現してくださって、真っ直ぐで一直線な性格をうかがわせてくれるような、真っ直ぐな目!!
沢村の、(ちょっと今ブラックになってるけど)優しさと周りを気遣うその面持ち!!
何よりも、遠野の大人で落ち着いた雰囲気!!
とろけそうです~


20070110092503.jpg
そして、一太!!
宵の為にご飯作りに力を注ぐ、一太の一生懸命さが!!
しかもかわいい!!
一太・・・お姉さんのとこにおいで〜
そのねぎ刻んで鍋にしよう〜・・・一太〜


もって帰りたくなる、このかわいらしさ・・・・・。
本当にありがとうございます!!!


20070110092452.jpg


このたびは、本当にありがとうございました。
今更ながらに、なんて無謀なことをお願いしたのかと、・・・でも、凄く嬉しいです!!!
らんららさん!本当にありがとうございました!!


らんららさんは、「聞いて聞いて、聞いて。」という小説ブログ様で、ドキドキほんわか、心が温かくなるような小説を書かれています。
現在「宙の発明家」を連載されています。
主人公クラフ君と、彼を取り巻く人達のハラハラドキドキほんわかファンタジー小説です!!
右のリンクからも、この記事からも飛べますので、是非是非お読みください!!

完結している小説も掲載されています。
私のお勧めは、「水凪の国」、アクア君が可愛いのです!!


らんららさん!ありがとうございました!!

第6章 石の夢 Vol.14 

扉は木のきしむ音が予想以上に大きくて、びっくりしたけど、難なく開いた。

よかった・・・

ほっと安堵すると、そのまま外に向かって歩き出した。



「はいっ、ざーんねーんでーしたー!!」


「・・・?!」



 

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第6章 石の夢 Vol.13 

「まったく、なんにも無視子ちゃんだねぇ。」
朝食を食べ終わったのか、朔が椅子から立ち上がる。

親父ギャグ・・・


そんな事をおもったのもつかの間。
頭をわしゃわしゃとなでられた。


「俺が出かけてる間に、みどりに、手、だしちゃだめだぞぉ?わかってるなぁ??」
そう、俺の耳元で言うと、みどりにじゃぁなっていって、扉から出て行った。
木の軋む音がする。



 

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第6章 石の夢 Vol.12 

「起きたかい?くろさんよ。」
翌朝目をさますと、ベッドの傍らに朔がたってこっちを見下ろしていた。
中肉中背のがっしりした体格は、遥や遠野と違う。
背は高いが、烈と似通っているか・・・。
肩の筋肉のせり上がりが、服越しによく見える。

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第6章 石の夢  Vol.11 

呉羽はその後、残った西の生き残りの2人から記憶を消した。朔の存在と共に。

それ以来、朔とあっていなかった。
どこに行くかも聞かずじまいだったから。


ただ、呉羽様が後々そのことを思い出されては、命を助けてもらったといっていた。




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第6章 石の夢  Vol.10 

呉羽様は、右手で額を押さえた。
力を、だいぶつかったようだ。見ても分かるくらい、顔色が悪かった。


「そう・・・ですか。そうなると・・・・。」
呉羽様は、隣で眠っている碧を見た。
「ここに碧様を置いておくのは、危険ですね・・・・。」



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第6章 石の夢  Vol.9 

「呉羽様!」
そう叫んで側まで行くと、呉羽様は私にやさしい視線を向け、微笑んだ。
「コウ、見張りをしていてくれる・・・・?」
私は、呉羽様の横に立ち、階段をうかがった。


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第6章 石の夢  Vol.8 

コウは目を瞑る。
まだ、自分が若いころ・・・・。それは、葉影の反乱が、自分の人生を変えた瞬間だった。
それは、きっと・・・・誰にとっても同じ分岐点だったように思える・・・・。



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第6章 石の夢  Vol.7 

そういうと、コウは真っ直ぐに朔を見た。

「このお客人たちと今、行動しているのです。その偵察をやるために先にこの山に来たのですが・・・・。」

コウは、偵察をするために先にこの山についた。
そのときたまたま目に付いた家。
背の高い草に囲まれ、外界から遮断されたかのようにぽつん・・・と建っていた。
各地に散らばっている、東の残党かと思って様子を見ていたのだが・・・・。

その家から出てきたのが、朔だったのだ。


「あなたには、本当に感謝しています。感謝してもし足りない・・・。」
そういうと、頭を深く下げる。
朔は慌てたように、手を振った。
「コウ様っ、お願いします。どうぞそんなことなさらずに・・・!」
反対に、朔まで頭を下げる始末。
コウは、そんな朔をみて苦笑いしながら、頷いた。
「いや、本当に感謝しているんですよ。」



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バトン 

茉莉さんから、バトンをもらってきました♪


面白そうだけど、ちょっと難しい予感・・・・。


 


ではではつづきから♪


 


 


 


 

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あけましておめでとうございます 

あけまして おめでとうございます


昨年は皆様に、大変お世話になりました!


正月はバイトなので、タイマー投稿で失礼いたします。


今年中の完結に向けて頑張っていきたいと思います。


本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。



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