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2006.11.30 11:52|いつか見た あの場所で

皆様こんにちは、これからバイトのkazuです。

今までやっていたFc2以外のランキングですが、サーバートラブルが多いので、くつろぐのブログランキングに参加しました。
が、いかんせんPCにもてあそばれている私。


バナーをどうやってもはれないんです12
なので、ブログランキングという文字しか載っていないのですが・・。
少しでもお気に召していただけたら、ぽちしてくださると嬉しいです。

よろしくお願いいたしますm(--)m

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テーマ:物書きのひとりごと
ジャンル:小説・文学

2006.11.30 11:38|いつか見た あの場所で

目を開けると、ぼやぁと画面が歪んだ。
一体どうなってるのか、何がなんだか分からない。

「・・・、目が覚めたか?沢村。」
その声に、少し顔を上げる。

*******
つづきへ
*******



 

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テーマ:自作小説
ジャンル:小説・文学

2006.11.29 09:59|いつか見た あの場所で

「おはようございます、宵様。」


一太の一日は、宵への挨拶から始まる。

*******
つづきへ
*******






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テーマ:自作小説
ジャンル:小説・文学

2006.11.28 11:26|いつか見た あの場所で

扉の向こうは・・・

「伽耶さん・・・・?」

誰もいなかった。

机があった場所に、大量の血溜りがある。
机自体はめちゃくちゃに壊れて、破片を残すのみ。
もともとの形もわからない。

*******
つづきへ
*******




 

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テーマ:自作小説
ジャンル:小説・文学

2006.11.28 11:25|いつか見た あの場所で
・・・・
「え・・・・?」

言葉が出ない。
何で・・・、体が消えるの?

「伽耶さん・・・?どこ・・・?」
2つの石が、俺の掌から零れ落ちる。



*******
つづきへ
*******

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テーマ:自作小説
ジャンル:小説・文学

2006.11.24 12:31|いつか見た あの場所で
なっ長かった・・・・。
今回は怒涛でしたかね???

謎解きばかりで説明口調になってしまいましたが、そこはわしの文才のなさということで。

この後やっとコウが帰ってきます。
長かったね、コウ。やっと出番だよ。
とりあえずは、なんで?なところを書けたかなと思いますが・・・。
かけてなかったらすみません。
詳しくはこの後、石の説明を待てってことで←こら


このあと更新2.3日休みますね。
お時間のあるときに読んでください。
長くてすみませんが、よろしくお願いします。

                        kazu

テーマ:自作小説
ジャンル:小説・文学

2006.11.24 12:27|いつか見た あの場所で


「伽耶さん・・・。」
俺の言葉を聞きながら、烈は、何も言わず伽耶を見ている。

「私の心に触れてくれた人。相馬様、あなたが初めてだった・・・。」

遥も遠野も、しゃがみこんで話は聞いているが、口は出さない。

「ごめんなさい。さっき、相馬様が石の書物を見つけたとき、石はあなたを認めた。その時に言ってしまえばよかったのだけれど。もう、町の人々も消えていっていて、終わりって分かってた。でも時間の許す限り、あなたの側にいたかった。」


***************
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テーマ:自作小説
ジャンル:小説・文学

2006.11.24 11:57|いつか見た あの場所で

「もう、時間がないのです・・・。救世主のもとに行きたい石の願い、そして私の願いも叶ってしまった今、もう、終わりがきました・・・・。」

辺りの様相が一変していく。

今まで澄んだ空気だった視界は、埃が舞いすすけた匂いが漂ってくる。
教会はだんだんと崩れ始め、その向こうでは家々が崩れ始めていた。

「葉影が・・・・、呉羽様の宮に行く前、この街に着ました。石の存在を、占星術師によってしったということで・・・・・。」
「葉影が?」

「でも、そのありかまでは分からなかった。だから・・・、葉影はこの町を・・・・。」
辛そうに呟く


「すべて破壊したのです。」




*********
続きへ
*********


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テーマ:自作小説
ジャンル:小説・文学

2006.11.24 11:25|いつか見た あの場所で
「その日に、見つけたって事?そして、この町から誰も出て行けなくなった・・・。」

少しの沈黙が流れる。

「いいえ。私の願いと石の願いが、片割れの石を呼び出したのです。私の癒しの力と石たちの力で、町から出れなくなっていた・・・・。いいえ・・・・。」

沙綾は、一つ深呼吸をした。

「でられなくなっていたのではなく・・・、入ることも出来なくなっていたのです。烈兄様以外は。」


**********
続きへ
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テーマ:自作小説
ジャンル:小説・文学

2006.11.24 10:20|いつか見た あの場所で

「詳しくは・・・、石からお伺いください。この石は、相馬様、あなたの事を認めました。」

そう言って、俺の近くまで歩いてきた。
「沙綾さん・・・。」
「相馬様、あなたが破かれたこの本。この本はこの先、あなた方のお役に立つものと信じております。しっかりと、持っていてください。いいですか?」

沙綾は、俺の手の上から本をぎゅっと抑えた。
その手のぬくもりに、少しあがってしまっていたのだけれど。

「沙綾さん、なんで沙綾さんの中に、石があるの?それに・・・、沙綾さんが隠しているって・・・・。」
聞かなければならないことが、沢山あって。
沙綾は、ふと寂しそうに微笑んだ。


***************
続きへ・・・・・
***************

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2006.11.24 10:00|いつか見た あの場所で

・・・、体の中に・・・・?

意味も分からず、沙綾さんの顔を見つめる。
沙綾さんは、一つ溜息をついた。

「体の中に、あるのです。」

そういって、片手を胸に持っていく。
心臓の部分を、そっと上から押さえる。


「私はこの石と、長い付き合いをしています。私はね、相馬様のおっしゃるとおり、とても・・・とても寂しかった。」


族長に切り捨てられ剣で刺され、救い上げてくれた呉羽様の為に、兄様の為に、この町の守護を請け負った。



*******************
怒涛の更新の予定なので、続きに書きます。
*******************

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テーマ:自作小説
ジャンル:小説・文学

2006.11.22 22:59|いつか見た あの場所で

無言だった。
教会につくまで。
沙綾さんは、ただ前を向いて教会へと、歩いていく。
俺はその後をついていくだけ。

「さ、どうぞ・・・・・。」
教会の門を、開けた。
先ほど、沙綾が鍵を閉めたばかり。

沙綾は中に入らず、教会の傍らにある小道を歩いていった。
その先は、小さな庭が広がっていた。
そして・・・

「オアシス・・・。」
庭の先には、オアシスが広がっていた。
最初に呉羽に進められて行った湖より、大きい。

「相馬様、この本を・・・・。」
沙綾はそういうと、庭の端にあった木箱から一冊の本を取り出した。
「これ・・・?」
俺が、破った本。
沙綾が直した・・・・。

沙綾は、俺に本を渡すと、にこっと微笑んだ。

「相馬様は、本当に、救世主ですわ。」
「・・・、どういうこと?」
突然そういわれて、意味も分からず首をかしげる。

「死の石と命の石。その二つを、書物から見つけたのですから。」
・・・、イラストのあった、あの石の事?
なんとなく頷く。
「いや、絵がついてただけだよ・・・、俺が気に止めた理由・・・。」

沙綾はかぶりをふった。
「いいえ、どんな理由があるにせよ、見つけ出したのですから。」

そういって、ぎゅっと手を胸の前で握る。
「この町に、死の石があるのです。そしてそれは、私の意志で隠してあります。」
「えっ、この町に?」

沙綾は、ゆっくりと頷いた。
「その石は、二つをそろえてある術を施すと、界王を討ち取る力を持つのです。」
「えっ?」

いきなりの言葉ばかりで、頭の中は真っ白。
「あの・・・。」
言葉が続かない。
「界王を倒したい、憎むその気持ち。そして何よりもこの世界を護る気持ちを持つ者が、界王の前で願うと、何かに変化して界王を討ち取れるそうです。」

すらすらと、俺達が探している答えを言う沙綾に、違和感を覚えて眉をひそめる。

「なんで、知っているの・・・・?」
その言葉に、沙綾は悲しそうに笑った。


「この体の中に、石があるから。」

テーマ:自作小説
ジャンル:小説・文学

2006.11.22 22:10|いつか見た あの場所で

「どういうことなんだ?」

口に出して、呟いてみる。
宮から走り出たのはいいけれど、おかしい町の状況に途中で歩き始めていた。


ゆっくりと教会のある方向に進む。

なんで・・・・

「相馬様!」
その声に、振り向く。
沙綾が肩で大きく息をしながら、走って来た。
嬉しそうに、微笑んでいる。
「沙綾さん・・・・。」
嬉しさよりも、疑問が大きすぎて、喜べない自分がいる。
やっと、沙綾さんと話せるのに・・・。

「相馬様?」
すぐ目の前に、沙綾が立った。
宮から走ってきたのだろう、その表情は、頬が上気して赤みがかっている。
白いドレスのすそが、砂埃で汚れていた。

「沙綾さん・・・。」
沙綾も相馬の表情に気付いたのか、笑顔が消えた。

「沙綾さん・・・・、なんで、誰もいないの?」

あたりは、市場のはずだった。
市場の建物・・・テントや、荷車。
棚や木箱に並んだ果物は全部、朝見たそのままだ。
でも、人がいない。
誰もいない。

まるで、人だけ全て消されてしまったかのように。
ある意味、廃墟より恐ろしい感じがする。

「そういえば、さっき戻ってくるときも、ほとんど誰もいなかった・・・・。」
「相馬様・・・。」
沙綾は、困惑するわけでもなく、ただ俺を見ている。

「沙綾さん、神官を朝にどこかへ旅に出したって言ったよね・・・。」
沙綾は何も言わない。

「でも、町外れは誰も通り抜けることが出来なくなってるって・・・・、遠野が・・・・・。」

沙綾は、溜息を一つ、ついた。
「沙綾さん・・・・?」

俺は、そのまま沙綾さんを見つめる。
悪い方向に・・・、全てが悪い方向に行きそうで。


「相馬様。教会へ・・・、参りましょう。」
一言沙綾は言うと、教会に向かって一人、歩き出した。

テーマ:自作小説
ジャンル:小説・文学

2006.11.22 21:57|いつか見た あの場所で
宮を飛び出すと、後ろを振り返らずに俺は走った。
一度いっただけなので、うろ覚えだったが、それでも走った。

市場の横を抜けて・・・・・、え・・・・?

何かひっかかりながら、道を急ぐ。
何かおかしい。何か・・・・。

頭の中は疑問符がたくさん。

走っていた足が、ゆっくりと止まった。
「そうか・・・・・!」




「兄様、もういい加減にしてくださいませ。」
沙綾は、げんなりと溜息をついた。
沙綾の部屋をくまなく探す烈に、辟易していた。
「一体、昨日何の用があってこの部屋で相馬と話していたんだ?」
「勘違いだと申し上げているでしょう?もう・・・・。」
うんざりと、遠野を見る。

遠野は沙綾の部屋の外から、遥と共に二人を見ている。

「・・・・、烈、ちょっといいかな?」
遠野はおもむろに、話を切り出した。
烈は疲れて椅子に座ったところだった。
「話があるんだ。」

「なんだ?」
遠野は沙綾においでおいでと、手を振った。
「何用でございますか?」
沙綾は言われるがままに、歩いてくる。

烈から、そんなに離れていない。
小声でも聞こえてしまいそうな、距離。
遠野は、ちらっと遥に視線を走らせた。

「烈、大変なことが起きておるのだ。」
そういって、烈に向かって遥が歩き出す。
沙綾と入れ違いに、部屋に入っていく格好。
遥に意味が伝わったことに、遠野は安堵した。

沙綾は首をかしげ、遠野の側に立った。
「遠野様?」
遠野は、目の前に立つ小柄な沙綾を、上から見下ろした。
「お茶飲ませて?喉渇いたんだよね。」

こんなときになんだろう・・・、そう沙綾は思ったが、次の瞬間

・・・・教会・・・・・

「よろしくね、沙綾さん。」
遠野の口から、確かに小さな声で聞こえた場所。

教会。

「分かりましたわ、遠野様。すぐにでも。」
二人は互いに微笑むと、遠野は烈のほうに、沙綾は階下へと歩き始めた。

「遠野、茶くらい自分でやれよ。何で沙綾に。」

「だって、癒しの力があるんでしょ?沙綾さん。俺、町外れまで行って疲れたんだ。」
「なぜ?行く必要がある。」

烈の表情が、すっと変わった。
赤い顔をして相馬を探していたときとは、まったく違う表情。
「・・・、気付いた?」
遠野の軽い笑い声。

「・・・・、遥様?この町に何か・・・・。」
烈は遥を見た。
遥が頷く。

「そうなのだ、烈。何かがおかしい。この町は、何かがおかしいのだ。」
「おかしい?」

一瞬、空気が張り詰める。

「沙綾さんに聞かせられないでしょ?この話。」

テーマ:自作小説
ジャンル:小説・文学

2006.11.22 21:37|いつか見た あの場所で

長くなってきている、砂漠~の章です。
一回の記事を短めにしているのですが、いつまでも核心に行き着けない・・・。

と、言うことで、一気にupします!


どこまでupするかはその時しだい・・・・・。


ただ、読まれる方も大変だとおもいますので、その後2.3日更新休もうかなと思います。
お時間のあるときにお読みください。
とかいって、寂しくなって書いたらごめんなさいね♪


そのときは、コメでご連絡を・・・・。(長いぞ!とか早いぞ!とか)


ではでは、怒涛の更新を始めます。

テーマ:自作小説
ジャンル:小説・文学

2006.11.21 19:43|いつか見た あの場所で

遠野は、のんびりと烈をみた。
烈は顔を真っ赤にして、階段を駆け上がってくる。

「遠野!相馬はいるのか?!」
その叫び声に、食堂脇の部屋から遥が顔を出す。
遠野はそちらをチラッと見ると、烈に向き直った。

「いいや?そーちゃんはまだ帰ってないよ?烈、沙綾さんと一緒だんったんだ。」
烈の後ろから、やっと追いついた沙綾が階段を上ってきた。

「兄様、違うといってますでしょう?」
沙綾は、息の上がった声で烈に向かって叫ぶ。
かすれた声は、叫ぶまでいかないが。

「うるさい、お前は黙っていろ。」
烈は沙綾の言葉を一蹴すると、そのまま遥のほうに歩いていった。
「遥様、相馬を見ませんでしたか?」
遥は、一瞬遠野を見たが、烈の言葉に頷いた。
「まだ、戻っておらぬが。一体どうしたのだ。」
烈は答えない。
そのまま食堂に入っていった。

・・・・今なら見えないけれど、階段の方に視線をやられたら確実に見つかるな・・・。

柱の影から様子を伺っていた俺は、心臓をバクバクさせながら、タイミングを計っている。
遠野は階段から動いていない。
その隣に、沙綾が寄る。
「遠野様、申し訳ございません・・・。」
「いいや?構わないよ。」
遠野は、半分楽しそうだ。

「烈!上で何か物音がしたよさっき!もしかして、上にいるのかも?」
遠野が食堂の中にいる烈に向かって、叫んだ。
「何?!」

その声で、烈が勢いよく食堂から走り出てきた。
「沙綾、こい!」
そして沙綾にそういうと、階段を上り始めた。
「兄様!」
沙綾が後を追う。

完全に上階に姿を消したその瞬間、遠野が俺を見て「いまだ」と、声を出さずに言った。

隠れていた柱の陰から、階段へと走り出る。階段にたどり着いた瞬間上を見ると、烈と沙綾の後姿がちらりと見えた。
遠野が、無言で笑っている。
「気をつけてね。」
そう、口ぱくしているみたいだ。
俺は、階段を音を立てないよう、駆け下りた。


・・・教会へ・・・・・・!

テーマ:自作小説
ジャンル:小説・文学

2006.11.20 14:10|いつか見た あの場所で
それまで息せき切って質問していた俺が突然黙ったので、遠野と遥が俺を見つめていた。
俺は、でもそれどころじゃなかった。

・・・・沙綾さんが来たら、消えていた光景。

今でも思い出せる、血みどろの、吐き気がするほど苦しい光景・・・・

沙綾さんが俺から本を抜き取ったタイミング、確かに合いすぎる・・・。

何も話さない俺を少しの間待っていたが、遥が溜息をついて遠野に視線を戻した。

「遠野、お前気付かなかったか?1週間前、それは呉羽殿が葉影に連れて行かれた日だ。」
「あっ・・・。」
遠野が、小さく声を上げて口に手をやる。

・・・呉羽さんが、連れ去られた日・・・。俺が、湖の中から封印宮に連れて行かれた日・・・。

「遥、思い出したことってなんなの?そういえば・・・。」
遠野も、遥に向き直る。
遥はあぁ、と呟いててのひらを上に向けた。

「宵にな、界王を選ぶ石、あれを消滅させることのできる何かがあるらしいということを聞いたことがあるのだ。それについて、相馬と烈に調べてもらおうと思っていたのだが・・・・。」

そこで再び、二人は俺を見た。

「そーちゃん?」
遠野が、俺の肩に手を置く。
「そーちゃん、何かしってるのかな?」
はっ、と遠野の顔を見る。
いつものように柔和な表情だけれど、何か疑わしい視線。

沙綾さんの事を言ったら、沙綾さんは悲しむだろうか・・・・?

「そーちゃん?」
「俺・・・。」

その時、外から烈の声が聞こえてきた。
「相馬!ここにいるのか!!」

一瞬、3人で顔を見合わせる。
「なんだ、相馬。お主何かしたのか?」
遥がそう言うが早いか、遠野が俺の体を部屋から押し出した。
「遠野?」

ひきづられるまま外に出ると、階段から見えにくい場所にある柱の影に隠された。
「遠野?」
再び問うと、遠野はにぃっと笑う。
「沙綾さんと何か話したいんでしょ。ここにいて、烈が部屋の中に入ったら階段を駆け下りて外に出なさい。もし沙綾さんもいたら行き先つたえるから。」

宮に入ったのか、烈の声が近づいてきてる。
「どこがいい?」

そういう遠野の言葉に、考えをめぐらしたけれど、宮以外には教会にしかいっていない。
小さく、教会・・・と呟いた。
遠野は軽く頷くと俺にマントを被せ、さっと階段の方に行った。

「相馬!」
烈の声が響く。
遠野はにやっと俺のほうを見た。

次の瞬間、階段に烈の姿が現れた。
俺は慌てて首を引っ込めて、壁にかじりつく。
ここで見つかったら、沙綾さんと話すことができない。
こんなやり方嫌だけど、沙綾さん、何か大切なこと、知っていそうだから・・・・
・・・、このまま話せなくなるのは嫌だ。


「どうしたんだ?烈。血相変えて。」
遠野の、能天気な声が響いた。

テーマ:自作小説
ジャンル:小説・文学

2006.11.17 21:26|いつか見た あの場所で

「遠野!」

烈のもとから走って逃げ出した俺は、途中、遠野と出くわした。
遠野は一人、早足で宮に向かっていたらしい。

「あぁ、そーちゃん。一人?」
にっと、口端をあげて遠野が笑う。
でも、なんだか感じが変。

「そう。烈をまいてきた。昨日の、ばれた。」
一瞬、遠野は目を見開いて、すぐに笑った。
「そーちゃんらしいよ。烈もおどろいただろうな。でも、もっとおどらかなきゃいけない事があるから、もしかしたら烈もそれどこじゃなくなるかも。」
「どういうことだよ。」


珍しく、遠野が切羽詰ったことをいってる・・・・。

「とにかく宮だ。遥が先に戻ってるはず。なんだか思い出したことがあるって、いってた・・・。」
俺は頷くと、早足で急ぐ遠野の後を、走るように追いかけて宮に向かった。



「遠野!どうだった?」
2階の食堂脇の部屋。昨日遥が泊まった部屋に、俺たちは入った。

「あぁ、遥の言うとおりだった。もしかしたら、コウがこれないのも、このことが関係してるのかもしれないねぇ。」
遠野はそういうと、遥の座っている椅子の横に立った。
「やはりな・・・・。おかしいと思ったんだ。この町は・・・・、アウルの町に何かが起こっているようだ・・・。」

そういって首の後ろに手をやる遥に、よくわからないと食いつく。

「どういうことだよ?何があったって言うんだ?」
遥は俺の顔を見上げると、ふぅっと溜息をついた。

「何が起こっているのかはわからん。だが、いろいろと考えをつなげていくと、一つの推測が生まれる・・・。」
「推測?」
余計分からなくなった意味を、遠野に求める。

遠野は、一瞬俺から視線をはずした。

「一週間。ここの人達は、外に誰も出ていないみたいなんだ。」
・・・?
「どういうこと?」
「誰に何を聞いても、一週間前の日にちをあげる。その間、何もなかったかのように。」
遠野は、視線を一瞬上に上げてすぐに俺を見た。

「今、町外れまでいってみた。そしたら、何か見えない壁みたいなのがあって、出て行けないようになってる。外に出ようとすると、空間がねじれて中に入ってしまうようになってるんだ。」

「えっ?でも、沙綾さん。神官を今日の朝、緊急のようでどっかに行かせたって・・・・。」

俺の言葉に、二人は顔を見合す。

「それは・・・、おかしいな。出て行けないはず・・・、現に俺は出て行けなかったんだけどねぇ。」

はっと、さっきの事が頭をよぎる。
血みどろの部屋。あれも何か関係が・・・?

テーマ:自作小説
ジャンル:小説・文学

2006.11.15 22:15|いつか見た あの場所で

「で、ほかに目ぼしいもん、ある?」
先ほどから同じようにページをめくる烈と沙綾に問う。
沙綾は、困った顔をしながら首を横に振った。
「なかなか分からないものですね。」

烈はそんな沙綾を見ると、自分が持っていた本を棚に戻し、机に置いてあった本を手に持った。
「とりあえずこんなもんかな。宵様の時代の伝説や言い伝えは、この本に集約されているはずだから、宮に戻ってみるとするか。」


俺達が神殿の扉から出て数分後、沙綾がかぎを閉めながらでてきた。
「最初、鍵しまってなかったぞ、沙綾。神官様は一体どこいったんだ?」
沙綾は鍵の束を手に、微笑む。
「火急の用で、今日の朝早くに、出立させたのです。戻りましたら、伝えますわ。」

烈は頷くと、宮を目指して歩き出した。
すでに太陽は中天にかかり、昼ご飯を食べる為に家に戻っているのか町を歩く人々は少なかった。
沙綾が先頭に立って歩いていく。俺はどうしても聞きたくて、烈にこそっと耳打ちした。

「さっき修繕具借りに行った時、変な光景見たんだけどさ・・・。」
「変な・・・?」
烈が眉をしかめて、歩調を俺と合わせる。若干早歩きでいく沙綾と、必然、距離ができた。

「部屋の中で何人か死んでたんだ。血みどろの光景だったんだけど・・・・。」
そこまでいって、烈が俺の肩をつかんだ。
「その場で言えよ。お前一人でどうにできるもんでもないだろ?」

そういって沙綾に声をかけようとする烈の腕を引く。
「いや、だからそうじゃなくて。」
おかしな反応の俺に、首をかしげる。
「なんだ?」

「いや、だから・・・。そのあともう一度見たら、なくなってたんだ。」
・・・
「は?相馬・・・、夢でも見たって事か?」
俺は、必死に首を振った。


「わかんないんだ。扉を開けたらその光景が目に飛び込んできたのに、沙綾さんが部屋に入っていったときに一緒に見たら、何もなかったんだ。」
「・・・・は?」
烈は、一言答えた。
「いや、だから・・・。沙綾さんは何も驚かなかったから・・・、本当に何もなかったんだと・・・。」

「・・・お前、沙綾といたのか?その時。」
・・・あ
しまったと、口を塞ぐ。
気にして沙綾さん、先に烈のいる部屋に入ったんだっけ!
やばー

視線だけ上げて烈を見る。
「相馬・・・・。もしかして昨日沙綾といたのもお前か・・・・?!」

・・・
「俺、先宮にいってるから!遠野達が帰ってるかも♪」

脱兎のごとく逃げ出した。

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テーマ:自作小説
ジャンル:小説・文学

2006.11.14 23:48|いつか見た あの場所で

「相馬、本直せたか?」
部屋に入ると、烈が椅子に座ってこちらを見ていた。
すでに部屋に入る前に俺の腕を放して部屋に入っていった沙綾さんは、ポットを傾けてお茶をそそいでいた。

俺の手には本が一冊。
沙綾さんなりに、烈の性格を把握しているのがちょっと面白かった。
「なおせたよ。沙綾さん、この本、神官様に怒られちゃうかな。」

そういいながら、椅子に腰かけ本を沙綾のほうに置く。
沙綾はいれおわっったティーカップを俺と烈の前に並べながら、ふふっと笑った。

「どうでしょうか。とりあえず、目に触れないところにおいておきますから、相馬様ももう触れないようにしてくださいね。」
「分かった。」

ほのぼの~な雰囲気に、烈が口を挟む。

「とりあえず相馬、いくつか本を出したからお前も読め。直感的に気になる箇所を俺に聞け。」
「はぁい。」

間の抜けた俺の声に苦笑いしながら、烈は本を数冊こちらによこした。
だって、字、よめねぇんだから。
やる気ないっての。

沙綾は、俺たちのやり取りを微笑みながら見ている。
そして、自分も一冊本を手に取った。

「私もお手伝いさせていただきますね。」
「だ、そうだ。だから、お前も死ぬ気でやれ。」

・・・烈さん、性格変わってます。



飽きてきた・・・・。
見たってわかんねぇよ。
どの位経ったか、沙綾は3杯目のお茶を注いでいる。
俺は横目でそれを見ながら、4冊目の本を手に取った。
適当にぱらぱら・・とページをめくった。

「お?」

ふと目に付いたページの右下。
初めて、イラストを見た。

「絵が載ってる。」

烈がその言葉に、顔を上げる。
「珍しいな。何の絵だ?」

何の絵・・・・

じっと、イラストを見つめる。
何かの、石のように見える。
濃い赤の彩色が施してあって。ごつごつとした、綺麗にカットされていない原石を磨いただけのような・・・。

烈にそれを伝えると、ちょっとかせ・・・と本を手に取った。
「分かる?書いてあること。」

烈は眉をしかめながらじっとそのページを見ると、おもむろに話し出した。

「何か、命の石がどうのと書いてある。この石は、人の命を吸い取り、生ある他人に与えることができるそうだ。ただし、命を与えられた人間はその石がなければ生きていけない・・・。」
「命の石・・・?」

血の色みたい。そういえば、この赤。

「他に絵付って?」
本を持つ烈に問う。
烈はページをめくって確認している。

少し進んだとき、手が止まった。
「あった。今度は死の石だ。死の石は、人の命を奪い取り、死者を生き返らせることができるらしい。さっきの命の石と共に使う方法が何か記してあるが、よく読み取れんな・・・。」

「そっか。で、これって何か役立つ?」

烈は首を傾げたが、ぱたん、と本を閉じると俺に差し出した。
「よくわからん。大体その石の事、初めて聞いた。だが、お前が興味を示したんだ。とりあえずその本は持って帰ろう。」

俺は本を受け取ると、ふぅん・・と頷いた。

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2006.11.13 17:30|いつか見た あの場所で

散らばった本を全て本棚に戻して、一息つく。
烈は相変わらず棚に並ぶ背表紙をじっと見ている。
気になるのがあったのか、机の上には、数冊の本がおいてあった。

「烈、なんか紙をはるようなそんな文具、ない?」
その言葉に、烈の手が止まる。
「お前、破ったな・・・。」
そういいながら振り向く烈に、片手をあげてすまんと笑う。
「まったく、この部屋を出て突き当りを左。んで、5つ先の部屋が事務的なことをやる部屋になってる。そこになんかあんじゃねぇか?」

烈の表情がだいぶ柔らかくなっているのをみて、ほっと胸をなでおろす。
そのまま部屋を出た。

なんちゅーか、烈、沙綾さんの事になるとうるせぇ。
こんなんじゃ、ゆっくり沙綾さんと話すことってできねぇだろうな。

「・・・。」

はた、と足が止まる。

ゆっくり話す・・・。

俺、沙綾さんとゆっくり話したいのか・・・?
ふと気付いたその気持ちを首を振って、否定する。
昨日あったばかりだってのに、そりゃねぇか。

ははははは

再び歩き出し、突き当りを左に折れる。
でも、もし俺が人間界に帰ったら、沙綾さんとはもうあえないってことだよな。
そしたら、俺、どう思うんだ・・・?

烈のいった部屋について、扉のノブを掴む。

沙綾さんにあえなくなったら・・・・

扉は内側にゆっくりと開いた。

「寂しい・・・。」

そう呟いて、ふと、顔を上げる。

「うっ・・・・?!」

その場に立ち竦む。
部屋の中は、惨憺たる状態だった。
部屋一面に広がる、赤黒い血溜り。2.3人の人間がうつぶせに倒れている。
壁には血が飛沫となってべったりとくっつき、どす黒い模様を描き出していた。

その時、ふと手元にあった本が横から抜き取られた。
「まぁ、相馬様。やぶってしまったのですね。」 


その声に、横を見る。
そこには俺からとった本を持ちながら、微笑む沙綾がいた。
「さっ・・・沙綾さんっ。」
口の中で言葉がから回る。
「なんですか?」
「いっいや、きちゃだめだ。烈を呼んで・・・。」

沙綾はその言葉に、すぅっと俺の側に来ると部屋の中を覗いた。
「修繕具のある場所が、分からなかったのですね?大丈夫、私がわかりますから。」
え・・・?驚かない・・・・?

中に入る沙綾を目で追いかけて、部屋の中を見る。
「え・・・・?嘘だ・・・ろ?」

何もなかった。
机と、いくつかの本がおいてあるローボードが壁際にある以外。

血は・・・?人は・・・・?

「相馬様?」
沙綾は手早く破れた箇所に修繕具を塗ると、上から押さえつけ繕った。
そして部屋の入り口で動けない俺の前に来ると、微笑んだ。

「直りましたわ。相馬様、部屋に戻りましょう?お茶の用意をさせていただきましたから。」

そういうと、俺の腕をとって歩き出した。

「えっ。」
みた物がなくなっていたその驚きも覚めないが、俺の腕を掴む沙綾さんの手の感触に、意識が集中してしまって、言われるがままもとの部屋に向かった。

テーマ:自作小説
ジャンル:小説・文学

2006.11.12 00:59|いつか見た あの場所で
床にしりもちをついている俺の前に、烈の後ろにいる沙綾がいた。
本が落ちてきたとき、烈がかばったらしい。
沙綾は口に手を当てて、こちらを見下ろしていた。

「大丈夫ですか?相馬様。」
そういって駆け寄ろうとした沙綾の体を押しのけて、烈が俺の腕をとった。

「こんなことぐらいで驚く男がいるか。ほら立て。」
烈にぐいっと腕を引っ張られ、一気に立ち上がる。
「ありがと。」
腕から手を離した烈に、礼を言う。
烈は一つ頷いて、沙綾を見た。

「沙綾、お前はどうしたんだ?何でここに来た?」
沙綾は事の成り行きを見ていたが、その声に烈を見る。

「いえ・・・、あの、神殿に行ったと門番の者から聞いたものですから。今、神官がここにおりませんので、何かお手伝いをと・・・。」
「そっか。」
烈はそれだけいうと、またもといた位置に戻り本棚をみやった。

俺は床に散らばった本を拾い上げ、棚に戻し始める。
沙綾が、俺の側にしゃがみこんだ。

「相馬様、驚かせてしまってすみません。」
「いっいや、全然っ。」
「そうだな、全然だな。」

「・・・へっ?」
俺の後ろに、烈が立っている。
いつ、こっちに動いたんだ。
「全然だ。驚くこいつが悪い。沙綾、何か飲み物を持ってきてくれ。ほこりがまっていがらっぽい。」

烈の言葉に立ち上がりながら、でも・・・と呟いた。
「片付けは俺がやる。お前は、いい。」

有無を言わさないその言葉に、俺は沙綾さんを見て一つ頷いた。
沙綾は困った顔をしながら、扉から出て行く。

そして俺はそのまま手に持った本を棚に戻して振り向くと、烈はすでに本棚に戻ってみている。
「手伝ってくれんじゃねぇの?」
烈は振り向かずに、答えた。

「自分のやったことには責任を持て。・・・時に相馬。お前に聞きたいことがある。」
「・・・何?」

本を拾い上げながら、ぶっきらぼうに答える。
たく、なんだこの野郎は。手伝えっての。

「・・・相馬、お前沙綾と何かあったんじゃないだろうな?」
・・・
しゃがみこんだ体が、一瞬固まる。
何か・・・って・・・

「何も・・・・?」
下向いててよかった。めっさ動揺してるよきっと、今の俺の顔。
烈はしばらく黙っていたが、ふぅん・・・と一つ呟いた。

「俺より先にお前に声をかけるとは。俺は兄だって言うのに。」


お兄様・・・ってば・・・まったく・・・
そんな理由ですか・・・・

テーマ:自作小説
ジャンル:小説・文学

2006.11.09 20:36|いつか見た あの場所で

「気持ちいいなぁ・・。」
宮の外に出ると、じりっとした日差しと近くにあるオアシスから流れてくる風が、なんだか心地よかった。
照らす日差しは暑いけれど。

宮をでて左に曲がる。
まだ朝の冷たい空気が残っている路地は、朝露を含んだ雑草が所々に咲いていた。
沙綾さんの部屋に飾ってあった、小さな白い花も風に揺れている。

少しずつ商人や町の人が通りに出てきて、活気のでてきた市場の横をすり抜け横道に入る。
倉庫は神殿の一部になっていて、隣に小さな神殿が立っていた。
宮からは5分程度の場所にあった。
烈が神殿の小さな入り口をあけ、中に顔を突っ込む。

「神官様、おられるか?」
俺は、烈の後ろでぼやっと神殿を見上げていた。

一階建ての、石造りの神殿。
西洋の町にあるような、こじんまりした建物。
十字架とかはないけれど、鐘が塔の上についていた。

「・・・?誰もいない・・・。どうしたんだ・・・。」

烈は大きく扉を開けて、中に入った。
扉の中には、神官が話しをするのであろう壇上に、机が一つ。
シンプルなつくりだった。

「烈、誰もいないの?」
扉から少し入って、烈に声をかける。
烈は奥に続く扉を押していた。

ギギィッ

軋みをあげて、扉が開く。
烈は、俺を手招きしながらそのままはいっていった。

烈に続いて、奥の扉の中に入る。
ヒヤッとした空気が、奥から流れてくる。

「相馬、こっちだ。誰もいないんじゃ仕方ない。勝手に入るぞ。」
「あぁ・・・。」
烈がいくつかある扉の中の一つをあけた。

むわっとほこりの臭いが、漂ってくる。
「すげぇな、このほこり・・・。」
鼻を押さえながら、部屋に入っていく。
その中は、ちょっとした書斎のような倉庫だった。
中央に机が一つ。椅子が4つ。
はしごのような踏み台があり、後は本棚がびっしりと壁に沿って立っていた。

烈は咳き込みながら、本棚に収納されている背表紙を指でなぞっている。
「とりあえず、お前救世主だろ?なんとなく気になる本、手に取れよ。」

・・・
「おいおい、なんじゃそりゃ。」
無茶いうな~、この人。

まぁ俺には文字が読めないから、烈がある程度本を探してくるまで暇だからな。
適当にみてみっか。
烈のまねをして、背表紙を指でなぞりながら上から下へと見ていく。

ねずみがのたくったような字は、ひとっつも読みとれない。
踏み台を前に持ってきて、背より高いところの本を見る。
こういう時背の高い奴はいいなぁ。

烈をちらっとみると、手を伸ばして一番上の棚の本をとろうとしていた。
180CM台なんて、・・・羨ましいなぁ。
やっぱり、背が高い方が格好いいんだろうか。

遠野も遥もそうだったな。
そういえば、遠野が沙綾さんにお礼を言っていたとき、なんだかいい雰囲気だったような。

沙綾さんも背が高い方が、いいんだろうか。

「相馬様、おはようございます。」
「へっ。」

突然話しかけられて、驚いて振り向く。
そこには沙綾さんがいた。

「さっ沙綾さん!」

慌てて踏み台を降りようとして、足がもつれる。
「相馬様!」

「うわっっ。」
そのまま本棚に、体当たり。

ドササササーッッ

床に落ちた俺の周りに、棚の本が一斉におちてくる。
「いっいてててっ!」

落ちてきた本が体に当たるのをなんとか腕でふせいで、頭が真っ白になる。

なんでここに沙綾さんが?
「沙綾さん・・・、おはよ。」
取り合えずでて来た言葉は、これだった。

テーマ:自作小説
ジャンル:小説・文学

2006.11.08 01:19|いつか見た あの場所で


茉莉さん!ありがとうございます!!

ブログ「Marchen Heart」の 茉莉さんが、イラストを書いてくださいました!!
コウと遥です!!

蒼空界の青空と砂漠、そして幻想的な雰囲気の中に立つ、コウと遥。
おいらの拙い原作に、もったいないほどのイラストを書いてくれたとです!!
 

夜中だというのに、旦那を起こして喜びたい気分ですが、何とか抑えて一人で喜んでおります!
若干やばいテンションですが、ご了承ください。

茉莉さんはブログで、自作小説や水彩イラスト、コラボ作品を掲載されています。
現在は、「トワイライト・サーカス」を掲載中です。
そして、長編小説「アルファベット・アンティーク」を完結されています。
私のブログのリンクから茉莉さんのブログに飛べますので、皆様、是非是非、ご訪問ください☆

                                                                                                                                                
kazu osino


「kazu osinoさんのブログ「目指せ完結」で連載されている「いつか見たあの場所で」のキャラクターのコウさん(右)と遥さん(左)を描かせて頂きました。
青系の色をかき集めて塗ってみました。青とグリーン、いい組み合わせです。背景、左の白い建物は私のイメージです。ちなみに、背景にオレンジを入れているのは、砂漠をイメージしようと思ってのこと。それからコウさんがオレンジ色の布をまとっていますがこれは私の勝手でオレンジ色が足りないなーと思ってのことです。
コウさんが持っている群青色のボールはサナ族という民族の遺産だそうです・・・が、なんだかボウリングの球に見えてきちゃいました。」



素敵です♪
茉莉さんのイラストの説明もいただいてきた理由は、実は、ボーリングの玉に見えてきた・・・、からイラストだけでなく、ショートショートもコラボしてくださったのです!!
夜中なのに、思いっきり笑い出したい欲望に駆られました!
続きの方に掲載させていただきましたので、皆様、ぜひお読みください。


本当に、ありがとうございました411






 




 

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2006.11.06 20:07|いつか見た あの場所で

「おう、相馬。」
翌日。起き抜けの俺と、用意万端な遠野で連れ立って2階の食堂に入る。
すでに遥と烈はそこにいて、朝食の用意を整えてもらっている最中だった。
二人の隣の席に腰掛ける。

烈の挨拶に、一瞬、目が覚める。
「はよ・・・。」

なんとなく後ろめたい気持ちで烈に答えながら、遥の隣に座った。
「なんだ相馬。寝不足か?よく寝られなかったような顔だな。」
どっきーん・・・
としながらも、そんなことないよ、とカップのお茶を飲んだ。

「遥と烈はよく眠れた?俺、ぐっすり眠っちゃった。」
遠野が烈の隣でテーブルにひじを突いて、頬をのせる。
朝日が差し込む中、なんだか絵のように綺麗だった。

「あぁ、私はよく眠れたよ。烈は、・・・それどころじゃなかったようだが。」
「どうして・・?」
遥の言葉にいち早く反応して、烈を見る。
確かにめが赤かった。
烈は不機嫌そうにそっぽを向くと、音を立てながらお茶を飲み始めた。

「?」
その態度に、遥を見る。
「なんだ、あれ。」
遠野が遥に顔を近づけて聞くと、遥は今にも噴出さんばかりに声を抑えていった。

「昨日お主たちが部屋に去った後、我らはこの部屋で今後の作戦を考えていたのだ。結構遅くなったかな。部屋に行こうとしたとき、3階の沙綾の部屋の扉の音がしてな。」

どっきーん・・・・今更古い驚きのようだが、本当にこんな感じな俺の心。

遥は抑えきれずに肩を揺らして笑い始めると、
「私は部屋に行ったのだが烈は気になるからと、そこの中央の階段ではなくて向こうの奥にある沙綾の部屋に直接繋がる階段から上っていったら、沙綾に部屋に入るのを拒否されたんだと。」

ぷーっっ

遠野が我慢できなそうに噴出した。
「すねてんのか?こんなおっきい図体して。」
が、遠野は確実、俺の顔を見ている。
その扉を閉めた音の主、俺。

内心バクバクしていた。
中央の階段使ってよかった・・・。いや直接の階段があるということ自体しらんけど、助かった・・・。

向こうでは、そっぽ向いてる烈の肩を遠野がばしばしたたいている。

「気のせいだろ、もういい歳なんだ。夜中に兄に入ってきて欲しくないこともあろう。」
「どんなときですか、遥様。」

即座に返す烈の言葉に余計笑い出しながら、遥は、そんな時だよと答えた。
い、いや、俺別にやましいことしてないから隠す必要ないんだけど・・。
なんでか、言い出しにくいのはなぜだろう。

遠野の視線を浴びながら、運ばれてきた朝食にくいついた。




「今日はおぬしも外に行こう、相馬。」


朝食を食べ終え、部屋に戻ろうとした俺に遥が言った。
「ほんと?」
頷く。
「この町には宵が守護していた頃の古代文献がいくつか残っている。そこにも何かヒントがあるやもしれん。コウが見つからぬ限り、この町を離れるわけにもいかぬし。」
「コウ、こないねぇ。」

遠野が窓の外を見やった。
コウが偵察に出てからもう3日。
いくらなんでも遅い・・・。

「しかし、目くらめっぽうに探しても仕方ない。とにかく集められるだけの情報を探そう。」
「俺は、なにすんの?」
諜報活動は無理とか言われたけど。

「文献を読んでヒントがあるか探すのだ。烈と一緒に行くが言い。古代文字には詳しい。」
「まじっすか・・・。」

今一番いたくないかもしれません・・・・

心の中で呟いて、俺は烈と古文書を置いてある倉庫へと宮を出た。


テーマ:自作小説
ジャンル:小説・文学

2006.11.02 22:38|いつか見た あの場所で

扉を開けると、テラスからこちらに向かって歩いてくる沙綾さんと目があった。
扉を開けたまま、立ち止まる。

目が、赤かった。

悪いこと、本当にしちゃったんだって、凄い実感。

「あの・・・。」
そのまま口を開いた俺に、沙綾さんはにこっと笑って微笑んだ。
「どうぞお入りになって。テオをいれましょうか・・・。」

そういうと、一番手前の椅子を動かして、そのまま傍らにあるポットにお茶の葉を入れ始めた。
「あ、すんません・・・。」
沙綾の言葉に、扉を閉め椅子のそばまで歩いた。
そのまま立ち尽くす。

沙綾は少し蒸らしたポットの茶葉の開き具合を確かめながら、カップを取り出した。
「お座りになって、相馬様。」
表情は、変わらない。
笑顔。

沙綾は、ゆっくりとした動作でカップにお茶をついでいく。
「丁度いい時にいらしたわ。暖かい物が飲みたくて、お湯を沸かしたばかりなのです。」
どうぞ、とテーブルにカップを置いた。

「沙綾さん。」

考えてても仕方ない。とにかくあやまるんだ!
悪いことしたのは俺で、泣かしたのも俺で。

「はい。」

答える沙綾の顔をじっと見る。

「さっきは、本当にごめん。沙綾さんの事、泣かせてしまって。」

そこまで言って、視線を床に落とす。

「その、俺、考えがなかったって、反省してます。」

沈黙。
沙綾は動かずに、俺を見ているようだ。

少しして、沙綾が口を開いた。
「遠野様に聞かれたのね、泣いてたの。先ほどかえってらしたとき、すぐにテラスから部屋に下がったのだけど。」
何も言わず、頷く。

「大丈夫ですよ、私は何も気にしておりません。さ、テオをお飲みになって。ゆっくり休めるように。」
その言葉に、沙綾をみる。
「沙綾さん・・・。」
「さ・・・、相馬様。」

笑顔。
表情は崩れない。

大丈夫って・・・・

「どこが・・・?」
「・・・え?」

俺のカップを持ち上げた沙綾の肩を掴んで、こちらを向かせる。
なんだか、いらいらしてきた。

かたっ・・・・

沙綾の手からカップが離れ、テーブルの上にテオをこぼしながら転がった。

「相馬様?」
その声に、ぱっと手を離す。

「沙綾さん、大丈夫じゃないだろ?なんで大丈夫って言うの?」
あーだめだ、もう。俺謝りに来たはずだけど。

「沙綾さんだって、辛いんだ。今もなお。大丈夫って、じゃあなんで泣いてたの?どうして今笑顔なの?なんで表情変わらないの?」
「相馬様・・・。」

沙綾はそれしか言わない。表情も変わらない。

「そうじゃないだろ?本当は沙綾さん、今泣きたいんじゃないの?きっかけ作った俺が言うのもなんだけど、昔の事思い出して、本当のこと俺が指摘して、悲しいんだろ?本当は・・・、」

一息つく。
「笑顔なんか、今、したくないはずだ!」

部屋に、俺の声が響く。
沙綾の表情が、固まっている。
笑顔が消えた。

「では、どうしろと・・・・?」

沙綾さんが、呟く。
俺を見る表情は、とても寂しそうに見える。

「沙綾さん。」

「どうしろというのです、相馬様。」
沙綾が少し後ずさってテーブルに手をついた。

「昔を思って悲しめと?今を思って辛がれと?そんなことをしても、何も変わらない。何ができるって言うんです。」

沙綾の目から、涙がこぼれる。
「私はこの町を呉羽様から託された。それでもう十分。私が悲しそうな顔をすれば、兄様もこの町の皆も心配するだけ。何の役にも立たない、そんな感情は、出さなければそれでいい。自分で我慢できるからそれでいい。そう思うことがいけないというのですか?」

一気にまくし立てる沙綾は、昨日からみている沙綾とはまったく違っていて・・・。


「沙綾さん。自分が辛いだけだよそれじゃ。そんな辛い思いを沙綾さんがしてるって気付いたら、烈だって悲しむと思う。」
「だから・・・!」

何か言おうとした沙綾の体を、そっと抱きしめる。
「・・・相馬様・・。」

小さい、体。
その中で、一生懸命自分を抑えてきたんだ。
「沙綾さん、ごめん。俺、どうしても沙綾さんの気持ちを聞きたかったみたい。凄い、悲しそうに見えたんだ、さっき。」

沙綾は何も言わずにうつむいている。

「押さえ込む気持ちは、いつか我慢できなくなるよ。誰でもいいんだ、誰でもいいからその気持ちを言える人を作って。」
「・・・気持ち・・・?」

くぐもった、声。
「うん。他の人の為に、沙綾さんが誰にも気持ちを言えないっていうのは、分かったから。今度は自分の為に、誰か本当の心を言える人を作るんだ。」

少し笑う。
「俺は、思った事言い過ぎてどうしようもないけどさ。」
「素直・・・。」

片手を頭に持って行き、ぽりぽりとかく。
「素直って言うより、単純?」
ふふっと沙綾が笑った。そして、俺から少し離れる。

「相馬様が、羨ましかったのです。素直に思ったことを、相手に伝えられる。私みたいに、嘘ばかりで隠してるのではなく。」
「そんなことない。それは、嘘には入らないよ。」

沙綾は、かぶりをふった。


「自分の事を思ったら、とても悲しくなった。相馬様に比べて私はって・・・。ですから、泣いていたのは本当に相馬様のせいではないのです。」
「ほんと?」

自分でも分かる。トーンが上がった声。
沙綾はくすくすと笑いながら、頷いた。
「相馬様、ありがとうございます。今まで、あなたのような方に出会ったこと、なかった。素直で、思ったことを言える方。嫌われるとかそういうのなしで、本当のことを私に言ってくださる方。」
そして、頭を下げる

「ありがとうございます。とても、気持ちが楽になりました。」
「えっいや、こちらこそありがとうございます。」
・・・なにを?自分で突っ込みつつ、言葉に出さない。

沙綾は転がっているカップを手にとって、新しい物とかえた。

「お茶入れますから、お座りになって。」
今度は言葉の通り、椅子に腰掛ける。
沙綾はポットから、テオをついだ。

「相馬様。」
「はい?」
なんとなく緊張。

沙綾は一口のみ干すと、にこっと笑った。

「もう少し早く、相馬様と出会いたかったです。」
「・・・沙綾さん?」
どういう意味?

言葉の意味を図りかねて、首をかしげると沙綾は笑った。

「私の辛さが、早く軽くなったということでしょう?」

そういうと、優しく微笑んだ。

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テーマ:自作小説
ジャンル:小説・文学

2006.11.01 21:20|いつか見た あの場所で

「遠野、俺、眠くないよ。」
遠野と一緒に、食堂から一番離れた部屋に入る。
1部屋に2人ずつ泊まれるようになっているらしく、部屋の中には両方の壁際にベッドが二つ。
中央に、椅子が二つと丸いテーブル。
テーブルの上には、火の灯ったろうそくが3つのっている、蜀台が一つ。
ベッドの奥には、簡単なもの入れが各一つづつ。
遠野は部屋に入ると、俺の腕を放して椅子に座った。

「どうしたの、そーちゃん。なにかあったの?」

「なんで?」
遠野とは別に左手のベッドに腰掛けると、遠野を見た。
遠野は何でって・・・、と椅子を動かしてこちらを向く。

「顔、へんよ。」
「変てなんだよ。」
「明朗活発なそーちゃんの表情じゃないってこと。何をそんなに考えてるの。」
・・・
「俺って、そんなに素直?」
凄い疑問に思っていたことを、聞く。

遠野は考えもせず、頷いた。
「そーちゃんは素直だよ。考え方と行動がね。」
素直・・・。
「それがどうかしたの。誰かに言われたの?」
遠野の言葉にあごに手をやって考え込んでいる俺の顔を、覗き込む。
「悪いことじゃないんだよ、素直って言うのは。」

「でも・・っ。」
言葉を切る。
沙綾さんは、何か傷ついた風だった。
俺の言葉に。

「そーちゃん、考えているだけじゃ答えは出ないよ。」
「遠野。」

俺への質問をやめ、遠野が話し出した。
「俺はね、そーちゃん。そーちゃんに会えてよかっと思ってる。」
「なんだよ、急に。」

遠野は少しこちらを見て、腕を組んで天井を仰ぎ見た。

「俺、そーちゃんに言ってないこと、沢山あるよ。」
天井から俺に視線を移す。
「遠野・・・。」
「そーちゃんも気付いてるでしょ。そして、沢村にも沢山言ってないことある。でも、そーちゃんは俺を信じてくれてるでしょ。」
遠野の表情は、とても穏やかだ。
「それが俺にとって、どれだけ救いになるか。分かるかな、そーちゃん。」
・・・
「わかんねー。」
遠野は、くくっと噴出した。
「そういうところだよ。隠し事あるよって言っても追求しない所。態度が変わらない所。それに対して、何の気構えもしない所。」
「だって、誰にだって言いたくない事くらいあるだろ。沢村の前でぺらぺらでまかせでるのは仕事だから仕方ないと思ってる。」

遠野はにこっと笑って、頷いた。
「そういってくれる奴は、少ないってこと。でもね、そーちゃん。」
「ん?」

少しまじめな表情になる遠野の顔を、じっと見る。

「俺はね、自分の人生が嘘で塗り固められてることや、それに対して誰に何を言われようが構わない。でも、隠している何かを指摘されると、辛い人もいるんだ。」
突然、核心に触れた遠野の言葉が、ぐさっとつきささる。

何で分かるんだ・・・?俺が聞きたいこと・・・。

「さっきね、帰ってくる時、3階のテラスにいる沙綾さんを見たよ。」
「えっ?!」
沙綾さんの名前が出て、2度びっくり。
「で・・・、沙綾さん普通だった・・・?」
遠野は、椅子から立ち上がってドアの方に近づく。
「少し泣いてたみたいだよ。やっぱり、そーちゃんと何かあったわけね。」
そーちゃんの様子もおかしかったから、ちょっとかまかけてみたんだけど・・・。
そういって、遠野はドアを開けた。

「気になるんでしょ?あやまってきなさい、ちゃんと。」
「・・・遠野・・・。」
あけてくれたドアから廊下に出る。
「ん?」
「ありがと。」

そう言って、階段を駆け上がる。
もう夜中。誰もいない建物の中に、俺の足音が響いた。

沙綾さんの部屋は、扉がしまっている。

ドンドン

扉をたたく。
「沙綾さん、少し、いい?」

俺の声に、少し遅れて返答が返ってきた。
「・・・どうぞ。」

テーマ:自作小説
ジャンル:小説・文学

2006.11.01 20:41|バトン

茉莉さんから、バトンもらってきました。


★このバトンは気になるあの人に回してこっそりあの人のことを知ってしまおうというバトンです★
★最初に知りたいあの人を教えてください☆☆☆何人でもどうぞ

何人でもっすか。
忙しい&やりたくなかったら放置してくださいね。
あきららさん、c.pさん、kikurageさん、らんららさん、ドッペルさん、ドラク君・・は受験で大変だし、以前同じのやったよね。新海君。
よろしければ、もらってください。

★あなたのお名前は?
kazu osino

★呼んで欲しい呼び名は?
kazuでいいっす。

★誕生日と星座と血液型は?
12月15日。射手座。
以前働いてた会社の、ボーナス支給日でした♪
うれしいんだけど、気が大きくなって使っちゃう。

★職業は?
主婦。最近短時間パート始めました。

★休日の過ごし方は?
掃除・洗濯・・・庭いじり・・・。寂しい・・・・。
本読むのが多いですかね。あと、突然糸が切れたように、日帰り旅にでます。
今迄で一番遠い日帰り旅は、
(昔)広島県在住→福岡県久留米市(車で迷って5時間♪旦那に怒られた)
(今)関東在住→静岡県浜松市(さわやか最高♪あれ掛川だっけあるの。知ってる人いるかな)

★趣味は? 
小説・読書・ビーズのアクセサリー作り

★いつものファッションスタイルは? 
デニムパンツにカットソー。最近はジップアップパーカー 羽織ってます。

★髪の色は?
黒。

★好きな色は?
青。深い群青色からいろいろ、寒色系は好きです。

★あなたの性格を一言で。 
おおざっぱ万歳。

★今欲しいものベスト5は?
1.テレビ台
2.FAXつき電話。(複合機のFAX使いにくい・・・)
3.服
4.携帯。会社変えないけど、機種変更したい。
5.図書カード(好きな本を買いまくりたい)
 

★好きな食べ物ベスト5は?
1.ホワイトシチュー(今日の夕飯。今食べながら更新してます)
2.ビーフシチュー(時々やりたくなる。ガスも時間も使うからめんどくさいけど、おいしい)
3.から揚げ
4.皿うどん(かたやきそばのことっす)
5. パスタ

★好きなタイプを5つ教えて☆☆☆ 
★嫌いなタイプを5つ教えて☆☆☆ 
まぁ、この二つに関しては、難しいなっと。


★将来の夢は?
目指せ小説家!

★今一番ハマっていることは? 
ブログ。風邪ひいてもやるか、と旦那に怒られた。

★近々始めたいことは? 
アクセサリーの場所貸し販売。委託販売って言うんですよね。
やるつもりで、作ってます。

★よく見る番組は? 
目覚ましテレビ。確実。

★これだけは譲れない!っていうこだわりは? 
こだわり・・・。生野菜は食べれません。(火を通したり、味が分からないほどドレッシングをかければ食べられる。)体が受け付けない。

★今のあなたは子供の頃に夢見ていた大人になれていますか? 
いんや。なれてればいいんですけどねぇ。

★あなたのいちおしを教えてください。 
車の運転、へただけど好きです。
いきたくなったら、突然旅に出られます。

★得意料理ある? 
シチューとかスープ系。大根と手羽の煮物。

★地元ネタを一つお願いします。
なんもないな・・・。むかし銃が発砲されたとニュースにのった。
なんもない・・・。 


バトン、無理しないでいいですからね。
やってもいいよ☆な方だけ、拾ってくださいまし。

テーマ:物書きのひとりごと
ジャンル:小説・文学

2006.11.01 00:30|いつか見た あの場所で

情報収集に行っていた3人が帰ってきたのは、かなり夜も更けてからだった。

「なんだかなー。ここの奴ら、一様に最近の事はわからねぇって言いやがる。大体聞いても1週間前くらいの事だ。オアシスの町だからって、情報疎くねぇか?遠野、お前なんか聞けた?」
マントを取って、椅子にどかっと座る。
沙綾さんの部屋ではなく、2階の食堂。
さっきのこともあるし、夜も遅くなってきたし・・・ということで、俺はここに移動して帰りを待っていた。
3人とも、おんなじようにつまらなそうな顔。


「なんにもだよ。あぁ、でも西の空気が不穏って言ってたよね。それは本当みたいよ。神離を倒して軍司令官NO.1を立てたいって言う流れがある見たい。」


烈がふぅん、と頷く。
「すまぬな、烈。」
遥の言葉に、烈は首を振った。
「いいえ。でも確かに根回ししやすいかもですよ。軍司令官なら知らない中じゃない。俺だったら、やりやすいですよ。」

そのやりとりを、のぼーっと聞いていた。
・・・素直な方ですのね・・・・


その言葉が、ずっと頭をぐるぐる回ってる。
悪いこと、したのかなぁ、俺。
だって、寂しそうに見えたんだ。沙綾さんの表情。
なのに、強がっててさ。

「・・・そーちゃん、眠いの?」
遠野が、俺の顔を覗く。
・・・、遠野にも何か悪いことしてんのか?俺。
わっかんねー。

遠野の顔をじっと見返す。
遠野はにっこりと笑った。

「そーちゃん、もう寝よう。いくよ。」
そういうと俺の腕を引っ張って、食堂を出て行く。

振り返ると烈と遥が苦笑い気味に笑っていた。

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テーマ:物書きのひとりごと
ジャンル:小説・文学

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kazu osino

Author:kazu osino
名前  kazu osino
生息地 関東のとある家。
英語の苦手な、ちゃっかり主婦。
ブログ内記事、文章は無断転載
転用禁止にさせていただきます。
する方、いないと思いますが。
よろしくお願いいたします。

…プロフの画像を載せる事によって、
お金が入ってきたらいいなとか
お、思ってないんだからっ(笑

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